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日本百名山・・・南アルプスにある日本百名山の紹介(目次は左側です)

南アルプスには10山の百名山があり、それぞれが個性的で根強い人気を持っています。
■平成26年4月1日 国土地理院 標高改訂
【日本百名山】
 <+1mの山>
 鳳凰山(2,840m→2,841m)、間ノ岳(3,189m→3,190m)、赤石岳(3,120m→3,121m)、光岳(2,591m→2,592m)
 <−1mの山>
 なし
【日本百名山以外の南アルプスの山】
 <+1mの山>
 小日影山(2,505m→2,506m)、大沢岳(2,819m→2,820m)、荒川中岳(3,083m→3,084m)、
 大無間山(2,329m→2,330m)など
 <−1mの山>
 なし


77 甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ、標高2967m)

日本百名山 甲斐駒ケ岳  

日本百名山より・・・「日本アルプスで一番代表的なピラミッドは、と問われたら、私は真っ先にこの駒ケ岳をあげよう」「日本アルプスで一番綺麗な頂上は、と訊かれても、やはり私は甲斐駒をあげよう。」
■甲斐駒ケ岳の山頂部は白く輝く花崗岩でできている。明るく開放的な雰囲気で、山梨県側の急峻な斜面と野呂川の深い谷は見もの。
登山コース>>>北沢峠→仙水峠→駒津峰→甲斐駒ケ岳/北沢峠→双児山→駒津峰→甲斐駒ケ岳/竹宇→駒ケ岳神社→黒戸山→甲斐駒ケ岳


78 仙丈ヶ岳(せんじょうがだけ、標高3033m)

日本百名山 仙丈岳  

日本百名山より・・・「その姿に軽薄や遅鈍のないところが好きなのである。すっきりとして品がある。ちょっと見ては気づかないが、しばしば眺めているうちに、次第にそのよさがわかってくるといった山である。」
■仙丈岳は山容のみならず、稜線の道や沢筋の道も上品な味わいがあり、山頂部のカールと残雪はアルプスらしさを演出してくれる。甲斐駒ケ岳・鋸岳・八ヶ岳の展望も絶品である。
登山コース>>>北沢峠→小仙丈岳→仙丈岳/北沢峠→藪沢小屋→馬の背ヒュッテ→仙丈岳


79 鳳凰山(ほうおうざん、標高2841m)※平成26年4月1日標高改訂(+1m)

日本百名山 鳳凰山  

日本百名山より・・・「ウェストンの地蔵岳の初登攀は、彼に伴った猟師たちの間にセンセーションをおこした。」「あなたはあの神聖なむずかしい岩の上へ初めて立ったのだから、山麓にお社を建てて神主になれと進めた。」
■地蔵岳・観音岳・薬師岳をまとめて鳳凰三山と呼ぶことが多い。甲斐駒ケ岳と同じく、稜線上は花崗岩が続くので、爽快な山歩きを楽しむことができる。北岳・間ノ岳・農鳥岳や富士山の眺めは一級品。
登山コース>>>北沢峠→仙水峠→栗沢の頭→早川尾根→鳳凰三山/御座石温泉→燕頭山→鳳凰小屋→鳳凰三山/芦安→夜叉神峠→南御室小屋→鳳凰三山


80 北 岳(きただけ、標高3193m)

日本百名山 北岳  

日本百名山より・・・「わが国第二の高峰でありながら、あまり人に知られていないのは、一つにはこの山が謙虚だからである。どうだおれは、といったような、抜きん出て人の眼を惹こうとするところがない。」
■北岳の見事なまでの三角錐の山頂は遠くから眺める者にとって憧れを感じる。一方、岩ばかりの山ではなく、沢筋はもとより、稜線上の高山植物も豊富で花好きな登山者に人気が高い。特にキタダケソウは有名。
登山コース>>>広河原→大樺沢二俣→八本歯のコル→北岳/広河原→白根御池小屋→北岳肩の小屋→北岳


81 間ノ岳(あいのだけ、標高3190m)※平成26年4月1日標高改訂(+1m)

日本百名山 間ノ岳  

日本百名山より・・・「高さは北岳より三米低く、穂高よりわずか一米低く、わが国第四位だが、その図体の大きいことは日本アルプス第一だろう。」「白根山脈と赤石山脈とのジョイントにふさわしい貫禄をそなえている。」
■北岳山荘から農鳥小屋までが間ノ岳の山体と呼んでいいだろう。かなり歩き応えのある稜線である。広々として展望が良く、北岳や農鳥岳を眺めながらゆったりとした山歩きが楽しめる。
登山コース>>>北岳→中白峰→間ノ岳/奈良田→大門沢小屋→農鳥岳→間ノ岳


82 塩見岳(しおみだけ、標高3047m)

日本百名山 塩見岳  

日本百名山より・・・「三伏峠の上に立って、そこから眼の前に中俣をへだてて仰ぎみた塩見岳のすばらしい姿に、旅人は暫くは息を飲む思いをしたであろう。実際、この峠からの塩見岳は天下一品である。」
■塩見岳は周囲に肩を並べる山がなく、山頂部は岩場の急斜面である。このため展望は360度。南アルプスの北部から南部の山々まで見事に一望できる。多くの登山者が入山する三伏峠は古の旅人も越えたところ。
登山コース>>>大鹿村鹿塩→塩川→三伏峠→塩見岳/大鹿村下市場→鳥倉林道→豊口山→三伏峠/二軒小屋→徳右衛門岳→蝙蝠岳→北俣岳→塩見岳


83 悪沢岳(わるさわだけ、標高3141m)

日本百名山 悪沢岳  

日本百名山より・・・「私たち古い登山者にとっては、どうあっても悪沢岳であらねばならぬ。悪沢という名はそれほど深く私たちの頭に刻みつけられている。」「荒川岳の続きと見るにはあまりにこの山は立派すぎる。」
■悪沢岳は荒川三山の東端という意味で東岳と呼ばれることもある。千枚岳から荒川前岳にかけてはお花畑が多く、南アルプス南部のメインコースとなっている。また、夜明けの赤石岳や富士山の展望は特にすばらしい。
登山コース>>>二軒小屋→マンノー沢の頭→千枚岳→悪沢岳/椹島→千枚岳→悪沢岳/大鹿村落合→湯折→広河原小屋→大聖寺平→荒川小屋→荒川中岳→悪沢岳


84 赤石岳(あかいしだけ、3121m)※平成26年4月1日標高改訂(+1m)

日本百名山 赤石岳  

日本百名山より・・・「実におおらかな風貌をそなえている。広々としているがただの緩慢ではなく、キリッとした緊まりがある。これほど寛容と威厳を兼ねそなえた頂上はほかにあるまい。」
■赤石岳は南アルプスの別名「赤石山脈」の名の元となった山である。赤石沢などでラジオラリアの化石が多く含まれる赤い石が多く見られることから赤石岳となったようである。信州側では古くから信仰の山とされてきた。
登山コース>>>椹島→赤石小屋→赤石岳/大鹿村落合→湯折→広河原小屋→大聖寺平→小赤石岳→赤石岳


85 聖 岳(ひじりだけ、標高3013m)

日本百名山 聖岳  

日本百名山より・・・「何か世俗を脱した高潔な山のように思われるのは、その名前のせいだけではない。それは日本アルプス三千米峰として最南の僻遠の地にあり、容易に近づきがたいという印象からもきているのだろう。」
■聖岳は山頂部までハイマツに覆われた姿から、緑の山と呼びたい。樹林が密集する裾野は巨大で、南アルプスらしい3000m峰である。聖平から東へ流れる聖沢の上流部は、水量豊富で美しく、のどかな雰囲気。
登山コース>>>椹島→聖沢→聖平→聖岳/南信濃村上島トンネル→便ガ島→西沢渡→薊畑→聖岳


86 光 岳(てかりだけ、標高2592m)※平成26年4月1日標高改訂(+1m)

日本百名山 光岳  

日本百名山より・・・「甲斐駒ケ岳から鋭鋒を現わし始める南アルプスは、三千米級の巨峰を数多連ねて次第に南に及び、光岳をもってその俊英の気を収めるわけである。」
■光岳は世界のハイマツの南限とされている。実際、光岳から北方を見ればアルプスの高峰が連なり、南方には黒々とした樹林の山々が太平洋に続いている。山頂は開けていないが、これも南アルプスの特徴としたい。
登山コース>>>南信濃村上島トンネル→易老渡→易老岳→三吉平→光小屋→光岳/畑薙第1ダム→畑薙大吊橋→茶臼岳→易老岳→三吉平→光小屋→光岳